あなたは大丈夫? 寝汗の原因を知って病気を早期発見しよう。

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どうして寝汗をかくのか


なぜ寝汗をかくのかですが、睡眠が深くなると視床下部の発汗中枢の体温を調整する器官が体温の設定温度を下げます。


そして今の体温から設定温度を下げた体温に調節するために汗をかくのです。


これは生理的な現象なので、かいてもいい汗です。


つまり体温が下がると深い眠りについたということです。


大人が一晩にかく寝汗はコップ1杯分と言われています。


それから生理的な現象で寝汗をかく原因としては、妊娠中や生理前などもあります。


この時期は低温が上がっているため、女性でも寝汗を大量にかく人が結構多いそうです。


その一方で朝、パジャマやシーツ、枕がぐっしょり濡れている、起きた時に不快感や疲労感があるといった寝汗は注意が必要です。


これらは病気が原因で引き起こしているかもしれないのです。


ひどい人は一晩で1.5キロも痩せるなんて人もいます。


特に、今まで寝汗なんてほとんどかいたことが無いのに、ある日突然大量の寝汗をかくようになってしまった、なんて人は気をつけてください。


まず原因としてあげられる病気の一つは結核です。


寝汗の他にも、2週間以上続く咳や食欲不振、微熱などが重なっていれば要注意です。


すぐに病院を受診しましょう。


二つ目は糖尿病です。


糖尿病初期の人と、インスリンによる治療を受けている人は寝汗をよくかきます。


インスリンによる血糖値を下げる治療で、夜中に低血糖が起きて寝汗をかきます。


それからこの他にも、風邪や肺炎なども寝汗を大量にかく原因です。


熱が上がると自然と汗が出てきます。


特に夜は体温が上がりやすいので寝汗につながるのです。


その他、精神的ストレスや自律神経失調症、更年期障害なども寝汗を大量にかくことがあります。


上記以外にも身体的な病気が原因で寝汗をかくことがありますが、寝汗がひどくて病院を受診しても身体にはなんの問題もないというときは、精神的なものからきている可能性があります。


一人で悩んでいることはますますストレスになりますから、誰かに相談したり、別の病院を受診したりして気持ちを和らげましょう。


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