首が痛いのはつらいものです。首の痛みの原因を紹介します。

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むち打ち損傷が首が痛い原因


首が痛い原因として、まず挙げられるのが「寝ちがい」です。


朝起きた時に、首の後ろ側や左右のどちらかの部分が痛み、少し動かしただけでも痛みが走ったり、首が動かせなくなったりした経験もあるかと思います。


寝ちがいは、不自然な姿勢で寝ていた翌朝などに起こる事が多いですが、睡眠中なのでどのようにして痛みが起きたのか本人にも分からない事もあります。


睡眠中は筋が弛緩しますので、頭を不自然な角度に曲げて寝ていると、頸部の一部の筋が過剰に引き伸ばされて痛みが起こるのです。


首周りや肩の筋肉を押すと痛むので、だいたいは「寝ちがい」だと察する事はできるでしょう。


治療はしなくても、数日で痛みは消えますが、症状が強い場合は鎮痛剤や筋弛緩剤、温湿布などの治療で治ります。


「むち打ち損傷」


交通事故などの際に、衝撃で頸部がムチのようにしなって起こる頸部損傷です。


追突された場合は頸部は同じ位置に残り、身体だけが前方に行こうとする為、頸部が後ろに引っ張られ、その反動で頭が前に倒れて頸部が損傷してしまうのが原因です。 


正面衝突では身体が後方に行こうとするので、まず頭が前に倒れて、そのあと頸分が後ろに引っ張られる事が原因です。


衝撃を受けた数時間後や翌日になってから、頭が重い・首や肩の痛みやこわばり・首や肩が動かせないなどの症状が起きてきます。


むち打ち損傷は、本人は様々な症状を訴えますが、X線写真ではほとんど異常がない事が多いので、重傷度の判定が難しい面もあります。


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