健康の大切さ、美容の大切さ、いろいろな事を紹介します。参考になれば幸いです。
左右の太腿はぴったり付くのに、膝からくるぶしの間に隙間ができて、脛の横の骨が外側に出ている状態の脚を膝下O脚と言います。
大腿骨が強く捻れ過ぎた事により、膝から下の骨が横に出っ張ってしまうのです。
この状態になると膝の関節が捻れるので、膝裏にある血管やリンパ節を圧迫してしまい、血流やリンパ液の流れが悪くなり、冷えやむくみの原因になったり、老廃物が溜まりやすくなるのです。
脛の骨が捻れると筋肉が緊張して固くなり、膝下の中心部分が前方向に膨らむので、正面から見た時に、更に骨が曲がっているように見えてしまいます。
両脚を揃えて立つと良く分かりますが、本来なら床に対して90度になるのですが、膝下O脚の人はくるぶしから上のラインがV字型になっているのです。
また、膝下O脚の人は歩く時に膝下が外側に開いてしまい、ガニ股気味になりますので、靴の踵の外側が擦り減ってしまうのが特徴でもあります。
ヒールなどの高い靴を履いている場合は、足首が不安定でバランスをとりにくくなるので、自然と脛やふくらはぎの外側の筋肉に力が入ってしまい、その結果、コリが生じて出っ張りを悪化させます。
このような膝下O脚を改善するには、固くなった脛の筋肉を和らげて、骨が外側に出っ張るのを抑えてあげる事で改善されます。
やり方は、脛の外側にある筋肉のラインに沿って、親指の腹で1ヶ所につき3~4回ほど押しながら移動させていきます。
毎日丁寧に押し続けていると、コリや老廃物が取り除かれていき、本来の90度の脚に戻ってきます。